知らないうちに出来る「アザ」とビタミンCの意外な関係

2019年6月10日

こんにちは。

健康も美も脳まで栄養で整えて丸っと若返らせる!

栄養&美容コーチ 榎戸なおみです。

 

 

一昨日、昨日と2日間、

分子栄養学のお勉強をしてきました。

 

一昨日の内容はビタミンCとEについて。

 

もちろん、分子栄養学の話だから、

私がエステティシャンになる時に

勉強してきた栄養の話とは違う!

 

マニアックというか(笑)

超!噛み砕いて説明してくれているのに

テキストの1ページ目にこれが載ってきます。

 

 

ビタミンC(アスコルビン酸)

出展:Wikipediaより

 

 

分子栄養学を学び始めてた頃は

これを見ただけで心が折れました。

最も苦手な分野だったから~

 

 

さて、このビタミンCですが。

水溶性ビタミンの1つで科学的には

アスコルビン酸を指します。

 

アスコルビン酸 ascorbic acid の名前の由来は

昔、船乗りたちの壊血病(scurvy)に効果があったから。

 

 

 

 

 

壊血病とは簡単に言うと身体の色んな場所や器官で

出血が起こってしまう病気です。

 

その原因がビタミンCの不足だった!

 

先述した船乗りさん達には長い航海の間に

大量の死者が出ていました。

 

食料にオレンジなどの

ビタミンCが摂れるものがない事に気づき

たっぷりとフルーツを乗せてみたところ

死者を出さずに済んだそうな。

 

そんなことから壊血病が分かり、

このアスコルビン酸という名前がついたという訳。

 

 

 

 

 

現代人の食事ではビタミンCをことさら意識しなくても

壊血病になる人はいないと思います。

 

 

でもプチ壊血病は時々見かけます!

 

 

ぶつけた訳でもないのに

アザが出来てる事ってないですか?

アレです。

 

細胞や血管の壁の材料はコラーゲンです。

 

コラーゲンはタンパク質だから

合成される時にビタミンCと鉄が必要です。

 

ビタミンCは水溶性で身体に残りにくいので、

たんぱく質の合成しようとした時に

身体の中にビタミンCがいないと

上手くコラーゲンとなってくれません。

 

だから食事内容や胃腸の状態がイマイチな人は

細胞と細胞をつなぐコラーゲンが壊れ、

血管から血液が漏れてしまう・・・

 

これがアザです。

 

 

 

 

心当たりのないアザがよく出来る方、

たんぱく質の不足、鉄分不足、

なによりビタミンCの不足があるかもしれないですよ。

 

 

ビタミンCの仕事は他にもありすぎるほどある。

活性酸素の除去とかミネラルの吸収にも関わります。

 

ストレス、免疫、異物の分解にも関わっていて忙しい。

 

だけど入ってくる量が少なければ

命に係わるところから使っていきます。

 

だから、お肌のように

優先順位の低いところには最後に回ってきます。

 

ビタミンCの摂取の少ない人は

コラーゲンの生成が遅くプリプリ感のある

お肌が作られないから、たるみやシワの目立つ顔になってしまう!

 

こうした人は活性酸素の除去も

苦手なことも考えると・・・

 

歳より老けて見えてるのではないかと・・・思うの。

 

キャー!!

早速、ビタミンCを補給しないとね!

 

 

ブロッコリーやイチゴ、

キウイとかジャガイモにはいってるけど

おススメはパプリカと海苔です。

 

パプリカは含有量が多い上に

肉厚で沢山食べられます。

 

 

 

 

海苔の栄養満点ぶりについては

過去ブログでご紹介していますのでご参照くださいませ。

 

 

【サプリの代りに活用できるお馴染みのアレ】

 

 

ビタミンCの抗酸化作用など他の効力については

また別の機会にボチボチご紹介しますね。

 

 

健康で美しく快適な人生にする為に第1歩は

知らなかった自分の身体に起きてることを知ることじゃないかな。

 

 

◆募集中のセミナーです

6月22日(土)、7月10日(水)、7月30日(火)

会場:【上野】codino◆naomi.サロン内

 

健康も美も脳まで栄養で整えて丸っと変わる!

栄養&美容コーチ榎戸なおみの

「分子レベルのアンチエイジング・正しい知識とアプローチ法」

分子レベルの栄養から考える健康と美容の本当のはなし~

PAGE TOP