栄養カウンセラーのエイジンケアグサロン
栄養カウンセラーのエイジンケアグサロン
2017年10月25日
スキンケアカウンセラー・エステティシャン＆
「顔ダンス」グランドインストラクター の 榎戸なおみ です。
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先日、「急におでこにニキビが出来てしまったから見てください！」とお客様がサロンに見せに来てくれました。
大人になってから急にいつも出ないところに沢山ニキビが出てしまうと焦りますよね・・
実は私もこんなところに出たことない！という場所にニキビが出来ました( ;∀;)
これは１個だし、明らかにボルモンバランスの乱れからと自覚しているので特に慌てません。
でも特に理由が思い当たらず、しかも多数出来てしまうと化粧品はこのままで良いのか？
と、スキンケアにも不安を感じてしまいます。
お客様にお話を聞いてみたところ・・・
どうやら原因は複合的に重なったもののようです。
・乾燥
この時期は湿度が急に下がり乾燥してきます。乾燥すると天然保湿因子であるセラミドが失われお肌は柔軟さを失い角質が肥厚してしまいます。
・角質の肥厚
ターンオーバー（お肌の生まれ変わり）の乱れにより角質が肥厚してきます。
新陳代謝が鈍れば要らない皮膚である角質がたまり皮脂詰まりの原因に。
・ビタミンＢ２・Ｂ６の不足
ビタミンＢ群は脂質の代謝をコントロールしています。
ターンオーバー（お肌の生まれ変わり）に関わっているので角質が肥厚して皮脂が詰まりやすくなります。
不足することで皮脂分泌が過剰になりニキビに。
食べ物は
Ｂ２；レバー、卵、納豆、うなぎ など
Ｂ６；レバー、にんにく、鶏むね肉、サンマ、サバなどの青魚、酒粕 など
・内臓が疲れている
夏の疲れから内臓も弱ってくることも考えられます。
・ホルモンバランス＆生理周期の乱れ
ホルモンバランスとニキビの関係は緊密です。
美肌ホルモンのエストロゲン（卵胞ホルモン）は皮脂分泌を押さえ水分を保持し、バリア機能も強化しますからバランスを崩してしまうと恩恵を受けにくくなってしまいます。
更年期世代には影響が大きいかも。
・自律神経の不安定（ストレス）
自律神経は簡単にいうと身体の機能を正常に保つ為の神経です。
これが不安定になるとホルモンバランスを乱します。
ストレスは自律神経が乱れる大きな原因です。
・化粧品成分
同じものを使用していても夏に丁度良かったものは冬に乾燥を感じる事もあります。
そんな時は迷わず皮脂をとり過ぎないものにチェンジしましょう！
また、乾燥肌の人にはアルカリ性の石鹸成分のものは向きませんので洗顔料の成分も確認してくださいね。
洗顔とすすぎは丁寧に。すすぎのお湯の温度は低めにしてください。
・ヘアケア剤や前髪の刺激
すすぎ残しや、前髪やニットキャップなど外部刺激を常に受けてしまうと防御しようと角質が肥厚してしまう原因になることも！
などなど。
根本のニキビの原因は皮脂そのものではありません。
上記の原因を読んでいただくと判る通り、結局は毛穴を詰まらせなければ良いのですよ(´▽｀)
心掛けることはこちら♪
〇正しい化粧品の選択と使い方
〇保湿
〇優しい角質ケア
〇水を沢山飲む
〇食生活（脂っこいもの、甘いものをとり過ぎない）
〇しっかり睡眠を取り、ストレスを溜めない
早く綺麗に治すには慌てず基本に戻りましょう！
若い時より代謝が遅い私たちは出来てしまったニキビは無理に潰したりしませんように。
跡になりそのままシミになってしまいますからね(≧▽≦)
※強い痒みや明らかな見た目の異常があれば医師に相談してくださいね
